国家試験に合格し、歯科医師となってから4つの歯科医院に勤めました。

どの医院さんもたくさんの患者様が来院されておりました。

少しでも痛くない治療をしよう、少しでも早く終わって治療の苦痛を少なくしてあげよう、そう思いながら日々診療をしていました。

特に高砂歯科で院長をしていたときは、ドクターは自分1人でしたので、スタッフと協力しながらいかに患者様に喜んでいただける医院にできるか、毎日取り組みを行っていました。

おかげさまでたくさんの患者様に来院していただけました。

地域の方々にお役に立てることができて嬉しかったのですが、1つだけ悩みがありました。

それは、患者様が増えていくことで1人の診察にかけられる時間が少なくなってしまうことです。

1人でも多くの患者様のお役に立ちたいと思っていたのですが、そうすることで相反してしまうのです。

このままでは医療の質の低下に繋がるのではないかと心配していました。

「お口の中のことで困っていること、悩んでいること、こうしてほしいと願っていることなど患者様が伝えたいと思っている話をもっと聴いてあげたい!そしてもっと満足してもらえる説明をしたい!さらには時間が必要な処置にはしっかり時間をかけたい!」

そのような思いが日々強くなっていきました。

また、治療と同じように予防の重要性も意識していました。

患者様が困っていることを解決できたときは、自分のことのように嬉しく思うことが多々あります。しかし同時に、同じ苦しみを繰り返さないようにするためにはどうするべきなのか。

そもそも虫歯や歯周病などお口の中のことで困らないために、何か出来ることはないだろうか。

そのような取り組みを日々の診療の中で出来ないだろうか。

毎日毎日同じことを考えていました。

また、自分が何か病気になったときにお世話になりたいと思う病院って、どんなところだろう。自分がしてほしいことを患者様にもすることができたら、どんなに喜んでもらえるだろう。

そのためにはどんな歯科医院になるといいのだろう。

自分1人で出来ることには限界があるけど、同じ志を持ったスタッフみんなと協力することで、実現できるのではないだろうか!

そういう歯科医院を作りたい!

そう思い、開業を決意いたしました。