8月6日、大阪で義歯(入れ歯)のセミナーを受講してきました。

講師は、大分県で河原歯科医院ご開業の河原英雄先生です。

「超高齢社会を支える歯科の役割」というテーマで、咬める義歯についてご講演されました。

河原先生は歯科医師歴50年であり、過去には日本顎咬合学会の会長をされていた偉大な先生であります。

かみつきがいい入れ歯

義歯についてはいろんな本が出ていますし、「総入れ歯は既に完成された学問であり、診断と治療技術を収得してしまった人には簡単で退屈な分野である」とまで言われているようですが、義歯(特に総義歯)を使用されている方からしてみたら、現状はなかなかそうとは言えないのではないでしょうか。

「入れ歯が痛い、外れる」とさかもと歯科クリニックを受診される方もいます。

残念なことに、当院で作成した入れ歯が全員満足いく結果になっていないのも事実です。

歯を失ってしまったがために以前のように食事ができなかったり、咬み合わせが悪くなってしまったことで顎が痛い、頭痛がする、肩が凝るなどの健康に影響が出ている方がいます。

「そのような方をひとりでも多く改善することができ、以前のような生活を取り戻すことができる手助けをできるようになりたい!」

そう思い以前から勉強会に参加などしております。

今回河原先生から学んだことは、総入れ歯でも咬み合わせをちゃんと合わせれば、りんごを丸かじりできたり、海苔巻きやいなり寿司を前歯で咬み切れたり、たくわんを前歯で咬めたりと、びっくりするような症例の動画をみせていただくことで、まだまだ義歯治療の奥深さと、これから自分がやるべきことの方向性を認識したことでした。

咬合器というものを使い、ある法則に従い咬合調整をする。

すぐできる技術ではないですが、必要な道具は揃えました。

試行錯誤し、もっと勉強し、日々鍛錬し・・・。

その繰り返しの先に、これから義歯の需要がさらに高まる超高齢社会で皆さまのお役に立てるようになることが、僕の今の楽しみです!

予想最高気温37度と出ていた大阪で、違った意味で熱くなって帰ってきました江別市牧場町でさかもと歯科クリニックを開院している僕ですが、今年の学びのテーマである「義歯」はまだまだ続きそうです。