ワクワク大歓迎

本日の更新は、受付兼TC田尻です。

私の友人に美容院を経営している女性がいます。

月に一度ほど、切ったり染めたりクルクルしたりと、色々お世話になっています。出会って10年以上たち、お願いするメニューもおしゃれ染めから白髪染めへと変化してきました(笑)お店での会話もそれなりに変わってきて、健康のことや老後のこと、最近の若い子の話が出てくるようになってきています。(でも、自分はまだまだ若いと思っています)そのお店では過去に従業員を雇っていたことがありますが、今は彼女一人で運営している状況です。「その方が気が楽だから。」ということです。

そんな彼女から先日、予約日前に連絡が来て、「幼稚園の頃から美容師になりたいって言っていた女の子が小学生になって、冬休みの自由研究で美容師の体験をしたいって、わざわざお店までお手紙もってお願いしに来てくれたの。お客さん役で頭貸してもらえる?」とのこと、即OKしました。体験日当日、その女の子はずっとニコニコしていて、何かできることはないか周りを良く見ていて、やったことはすぐにノートにメモしたり、どうやれば上手にできるかコツなんかを書き込んだりして、とにかく貪欲に学んでいました!何でこんなことできるの?教えた?という場面では「さっきお姉さんのやり方見てたから。えへへ。」こんなに情熱的な子いない!今すぐ採用!と私たち二人は大喜びしていました。「こういう人が面接に来てくれるといいね。」なんて二人で話したり。

とにかくかわいくて素敵な女の子でした。きっときっと良い美容師さんになってくれると期待しています。

社会に出ると新人、先輩、それぞれの立場で役割があり視点も違います。新人の頃は自分のことで精一杯でOK。インプットに専念するものだと思っています。そしてキャリアを積んで今度はインプットだけじゃなく、アウトプットもする。そうやっていってみんな得する。というのが私の考えているいい感じの状態です。

問題なのがインプットの仕方です。学校とは違ってお金を払えばインプットできるわけではないので、インプットの姿勢が大切だよねと思うわけです。自分から貪欲に取りに行かなきゃ!と思います。でもよく耳にするのが、「自分が何を学べばいいのかわからないので、何をしたいかもわかりません。」という言葉です。

「逆じゃないですか?」と思います。私流にいくと、まず先に自分がどうなりたいのかセルフイメージします。その際大切なのが「ワクワクするかどうか」です。つまらないことに向かっては決して頑張れないので(私の場合)セルフイメージして妄想が膨らんでニヤニヤしたらそれが自分の目指すところかなと。

「自分に何ができるかわからないけど、与えられた仕事は頑張ります。」よりも

「○○な自分になりたいので、そのために必要な課題はクリアします。」のほうがきっときっと飽きずに長続きしそうです。当院では今、スタッフを募集しています。あの美容師志望の女の子のように、ワクワクした気持ちで当院を応募してくださる方、大歓迎します。

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